2008年5月25日日曜日

百年国防計画

 2008年現在、日本の国防を握る国、それは朝鮮人民民主主義共和国である。

この国は1945年の日本国敗戦後も一貫して反米主義を維持している。
かつては日本も反米国家であり、アメリカの国家運営方針は太平洋戦争以前から変化していない。

日本は敗戦により勝手に国家方針を変換したが、世界の不安定勢力のナンバーワンは未だにアメリカであり、経済覇権主義を一度も放棄した事も無く、穀類・石油・会社売買・武力等で一貫して他国を支配する方針を維持している。

朝鮮はそうした意味で、国家方針のぶれない、一貫性のある偉大な国である。

私は日本国100年の国防を考える時、朝鮮と日本の緊密な連携こそ、世界に磐石の体制を持つ平和勢力が生まれ、発展する鍵を握るものと考える。

2008年5月23日金曜日

金融資本主義と勤労資本主義

 
 勤労に因らざる所得を不労所得と言いますが、世界経済を握っているのは、金に金を生ませる「金融資本主義者」です。

日本人は過去、日本人の教養の源泉を勤労倫理思想に得ていましたので、他人が困れば儲かる式の勤労以外の所得には嫌悪感を持って居ました。

しかし今日の世界の経済戦争は、先物取引と言う実体経済から逸脱した【非正当競争】が支配しており、「勤労資本主義」は、自由・平等・人権などの一見平和的美名をまとった金融資本主義者たちに敗れつつあります。

人間生活に必要な石油や食料は、本来商取引には適さない、金銭では支配できない神棚的的神聖さと不可侵的理念とで防護されるべき必需品です。

私はここに到って始めて日本にも、テロ是認論が生まれ出る背景が備わってきた事を実感しています。

このような困難が到来すると、誰もが思うのは国粋的な国民生活擁護の必要性です。
金儲けの為に世界の人間の必需品を買いあさる者たちに対して、金で他人の権利を奪うのも、銃弾で他人の権利を奪うのも全く同じである事を痛感します。